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ギャラリーがあるイギリス貴族の住まい

住まいとしてのマンションは立地と管理を買う かつて栄華を誇ったイギリス貴族の住まいには、必ずと言って良いほど一族の肖像画を飾ったギャラリーがあります。イギリス貴族が自分の領地に建て、主に生活した住まいはマナーハウスと呼ばれることがあります。肖像画のギャラリーは、マナーハウスの大きな特徴の一つなのです。ギャラリー以外にも時代が経つにつれ、肖像画は応接間や書斎などに飾られるようになりました。中には壮麗な階段の壁一面が、肖像画で埋め尽くされている館もあります。共通しているのは、客人が目を通す場所に飾られている、という点です。肖像画は、一族の威光を他の人に誇示するため、飾った面が大きかったのだと思います。

そもそもギャラリーは、パーティーや舞踏会など社交で利用する重要な場所でした。有力な客人たちの目に触れる所なのです。だからこそ、肖像画を飾る場所として選ばれたのだと思います。現存する某カントリーハウスのギャラリーは、今も館の所有者である貴族の歴代肖像画が沢山飾られています。時を経て数が増えてきたせいか、上下二段に絵が飾られ、それが壁を一周する形で並んでいます。ギャラリーに入ると、まるで絵の人物に見られているような気分になります。ただ肖像画は、架空の系譜を作って威光を示したこともよくあったそうで、美化されている部分が多そうです。

現存するマナーハウスの中には、ナショナルトラストの管理下で一般公開されている建物が複数あります。イギリスへ行くことがあったら、マナーハウスを見るのもおすすめです。貴族の生活を垣間見つつ、ギャラリーをぜひチェックしてみて下さい。

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