安い住宅住まいに潜む罠

皆誰しも自分の住まいが欲しいと思うものです。しかし悩む所が、先立つ資金ではないでしょうか?最近は何処のハウスメーカーでもローコスト住宅と銘打って、安いプランの住宅を備え持ちお客様へ紹介しています。ローコストな住宅ですから安かろう悪かろうな訳であり、決して良い物とは言い切れないでしょう。今の日本経済において、家計に余裕のある御宅は多いとは言えないでしょうし、少しでも安いほうが欲しいと言う方々が多いのも事実です。しかしいくら安いとはいえこの様な販売業者に引っかかってはなりません。
坪単価○○円!限定にて格安で販売!などと言う歌い文句、実際見たり聞いたりしたことはないでしょうか?こう言う坪単価で販売価格を表示する建築会社ほど怪しい所はありません。確かにお客様からすれば、坪単価で表記してくれれば建物の坪数で直ぐに計算できますから解り易いですね。しかし住宅建築とは建物を建てるだけではなく、水周りから外構工事とそれ以外の工事も沢山有る訳です。それらを含めないで坪単価○○円!などと表記すれば、安く見えるのは当然の事です。そこで契約後にあれもこれもオプションやら別工事やらで追加・追加になり、結果的にトータル金額を坪単価で表すと、とても高くなってしまいます。住宅の金額は一概に坪単価では表してはいけないものなのです。
安いプランに人気が集中してしまう状況は、現状ではしかたのない事なのかもしれません。何度も言いますが安かろう悪かろうです。安いプランに手を出すなら、ある程度の知識と覚悟を持ちご購入に望んでください。そうでなければ、後々のトラブルの原因になりかねませんのでご注意を。
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