住まいとしてのマンションは立地と管理を買う

住まいとしてマンションを買う目的は様々ですが、大きくは二つに分かれます。一つが自己の居住用、もう一つが投資用、つまり賃貸して賃貸収入を得るという目的です。どちらにしても適切な物件を探す必要がありますが、選ぶ場合の要素として重要な点が二点あります。それが、立地と管理です。前者は特に新築物件の時に気を付けるといい要素です。また、後者は、中古物件を買って住んだり投資物件を買ったりする場合に重要な要素です。
新築マンションを立地で判断して買うということはどういうことでしょう。新築マンションを買おうとする場合、モデルルームでの印象や、スペック(どんな設備がついているか)に目を奪われてしまいがちです。例えば、キッチンの機能、お風呂の機能などですが、これらはしょせん、お金を掛ければあとからでも自分でつけたりと取り換えたりできるものです。やはり重要なのは立地です。言いかえればその土地の価値です。これがしっかりしていれば住み替える場合に売ることが可能になり、悩みが生じる可能性は低くなります。
また、中古に住もう、投資物件を探そうという場合には、管理を買うという視点が重要です。共用の廊下に各戸の自転車や傘盾などが散らかっていないか、掃除は行き届いているかなどが管理の具体例ですが、こういうところが乱れている物件は、住人として住んでもトラブルが多いことに悩まされる可能性があります。同じ理由でその物件を借りようという人がなかなか出てこないことにもつながります。
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